外壁が落ちた!戸建住宅では雨水から家を守る事が最重要!!

施工事例
枚方市落ちた外壁

今回の施工事例は衝撃的な画像から始まります。

この画像に衝撃を受けてこの施工事例に辿り着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

バルコニーの外壁部分が見事に落下しております。

戸建住宅に雨水が入ってしまうとこのような事になってしまいます。

家を長持ちするリフォーム工事としまして

この4つのリフォーム工事が重要になります。

ポイントは家の構造の中に雨水を入れない事、入ってしまったとしても早期に対応する事、そして入ってしまうと湿気をシロアリは好むので防蟻工事も行う事。

このようなポイントを重要視する事で戸建住宅の寿命を伸ばす事ができます。

詳しくは以下のコラムに書いていますのでご覧下さい。

戸建住宅長持ちするリフォーム工事

落ちた外壁を治したいと弊社に連絡が入りました

今回の現場は枚方市某所になるのですが、弊社に「落ちた外壁を治したい」とお問い合わせをいただきました。

まずは現場を見ないとわからない事もあるので現場調査に向かいました。

そこでこの写真の状況を目の当たりにしたのですが、2つの事に意識を向けました。

この2つの事に意識を向け現場調査をさせていただきました。

落ちた外壁の補修方法

施主様の第一のご希望は「落ちた外壁を修復したい」との内容なので、現状の外壁の補修方法の現場調査をさせていただきました。

再度現場の写真をご覧下さい。

枚方市落ちた外壁
枚方市落ちた外壁

このような状態になっていたので、まずは残った木材を解体し下地工事から始める必要があります。

  1. 残った痛んでる部分の解体工事
  2. 大工での下地工事
  3. ラスカット張り
  4. 左官工事
  5. 外壁塗装

このような工程で今回の外壁の修復工事をする事を決めました。

外壁が落ちた原因を突き止める事

外壁の修復の工程はすぐに思いつきました。

ただ外壁を修復しても根本の原因を改善しないとまた同じ事が起こります。

今回の修復したバルコニー下の部分ではない所で同じような現象が起こる可能性があります。

修復した所は新しくなりますが、その他の部分は新しくなっていません。

だからこそ根本の原因を突き止める必要があります。

外壁が落ちる原因として考えれるのは

この3つのパターンになります。

今回のケースではバルコニー部分の防水と落ちた外壁部分からの雨水の侵入になります。

落ちた外壁部分に関しては今から修復するので問題はありません。

可能性のあるバルコニーの防水に関して施主様にお話をし、根本原因の可能性が高い防水工事のご説明もさせていただきました。

すると施主様も気になっていたようで防水工事も段取りさせていただく事になりました。

防水工事に関しましては以下のリンク先に施工事例を書いております。

落ちた外壁の補修工事着工

枚方市落ちた外壁解体後

まずは外壁の解体工事から始めます。

しっかりと頑丈な下地の上で施工を進めていかないと、修繕工事の意味がありません。

このような理由から解体工事から始める事になります。

わかりやすいように解体前と解体後の写真を見ていただこうと思います。

枚方市落ちた外壁施工事例
枚方市外壁解体後

見比べていただけると解体工事が行われた事が伝わると思います。

今回の施工箇所ですが、実は下にひさしがあり施工がやりにくい場所になります。

現場調査の時の写真ですが、この角度だとひさしがある事がわかりやすいと思います。

落ちた外壁現場調査

外壁の補修工事で既存の部分を傷つける事はできませんので、施工には職人も最善の注意で行いました。

このような状況での施工になりますので最低限の足場を組み外壁の補修工事を行いました。

外壁下地工事

外壁下地大工工事
外壁下地工事

このように下地工事を行いました。

落ちた外壁のあとと比べるとこの段階で全く違いますね。

この下地工事の次にラスカットの施工をし左官工事の流れになります。

ラスカットは左官の材料のモルタルを塗りやすくする材料で、防水性もあり現在の外壁の左官工事ではラスカットの施工の上にモルタルを塗るのが主流になっています。

地震にも強く長期優良住宅の認定基準にも対応している国内唯一の「住宅瑕疵担保責任保険」の設計施工基準として認められているモルタル下地素材になります。

ラスカットについて詳しく知りたい方は以下のリンク先でご覧下さい。

ラスカットについて

外壁補修左官工事完了

外壁左官モルタル工事後

こちらが左官工事終了後の写真になります。

現場調査の時に比べると大きく変わっていますね。

ここまでの施工でバルコニー下の落ちた外壁の面影は無くなりました。

ここまでくるともう少しで完工します。

もう少々施工事例にお付き合い下さい。

外壁補修工事完工

枚方市外壁補修完工
枚方市外壁補修完工

落ちた外壁がこのように修復されました。

塗装の色の違いや劣化の違いはあるものの、可能性としてあった外壁部分からの雨水の侵入はこれで完全に塞ぐ事ができています。

このように既存の塗装と同系色で修繕を行いました。

施工事例の最後に現場調査の時と完工後の写真を見比べてみて下さい。

外壁補修前
外壁補修後
外壁補修前
外壁補修後

写真をみていただくと、元々残っていた部分の外壁も解体している事が伝わると思います。

残っているから大丈夫な訳ではなく、いつ落ちてもおかしくない状態なのです。

「縁が切れる」とも言いますが、このように修復工事や補修工事ではこのように残っているから大丈夫というわけではありません。

キチンと「縁が切れる」部分までの解体工事を行い、補修工事を始める事が今後住宅を長持ちさせる秘訣になります。

外壁が落ちた!防水工事編

今回の施工事例では落ちた外壁の補修工事を主に書かせていただきました。

補修工事編は以下のリンク先で書いていますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。

Re:homeでは様々なリフォーム工事を行なっています

弊社では今回の施工事例以外にも様々なリフォーム工事を行なっております。

小さなリフォーム工事から大きなリフォーム工事までどんなリフォーム工事でもお問い合わせ下さい。

誠心誠意対応させていただきます。